【終了】
「働く母親」が抱える子どもの教育のジレンマ ~就学前期における仕事との両立の難しさ~
2024年2月3日(土)
午前10時~正午(受付:午前9時45分~)
近年、親の経済力や教育観などが、子どもの将来を左右する「親格差社会」の傾向が強まり、より良い教育環境を求めるニーズが高まっています。
教育は親の共同責任でありながら、現状では母親の大半が中心となって担うことが多く、特に子どもが就学前期の段階になると、働く母親が抱える仕事との両立の難しさは増すばかりです。「母親が子どもの教育を担う」とする性別役割分担意識や「家庭での教育の広範囲さ」などケア労働の実情は、社会全体で依然として十分に理解されていません。
今回の講座では、働く母親の経験談を通じて実情を知り、背景にある社会構造や役割意識などの問題に焦点を当て、仕事との両立に向けた解決策を考えます。
教育は親の共同責任でありながら、現状では母親の大半が中心となって担うことが多く、特に子どもが就学前期の段階になると、働く母親が抱える仕事との両立の難しさは増すばかりです。「母親が子どもの教育を担う」とする性別役割分担意識や「家庭での教育の広範囲さ」などケア労働の実情は、社会全体で依然として十分に理解されていません。
今回の講座では、働く母親の経験談を通じて実情を知り、背景にある社会構造や役割意識などの問題に焦点を当て、仕事との両立に向けた解決策を考えます。
【講師】額賀 美紗子(ぬかが みさこ)さん
東京大学大学院教育学研究科 教授
カリフォルニア大学ロサンゼルス校社会学部博士課程修了(社会学博士)。専門は教育社会学・比較教育学。働く母親の子育てや、国際移動する家族の教育課題について、国際比較の視点からとりくんでいる。著書に『越境する日本人家族と教育―「グローバル型能力」育成の葛藤』(2013年 勁草書房)、共著に『働く母親と階層化-仕事・家庭教育・食事をめぐるジレンマ』(2022年 勁草書房)など。
開 催 日 |
2月3日(土)午前10時~正午(受付:午前9時45分から) |
申 込 | 12月21日(木)から電話・FAX・ホームページ・リーブラ窓口にて申し込みできます。 |
申込締切 | 定員に達し次第、申し込み受付終了 |
会 場 | オンライン |
対 象 | 区内在住・在勤・在学、またはテーマに関心がある方 |
定 員 | 30名 |
参 加 費 | 無料 |
保 育 | なし |